
今日、Googleのトップニュースに挙がったのは、
「BTS(防弾少年団)メンバーの1人が愛用の柔軟剤を公開したところ、品切れが続出した」
というニュース。
私にとっては、アイドルも経済効果の原動力となることを改めて示してくれた、とても興味深いネタだった。
しかしこういったプラスの面を考えるとマイナスの面も考えたくなるのが私の性分。
そしていつも思うが、アイドルは実際どれだけ稼げるのだろう、と思ってしまう。
たぶんアイドルは本当にアイコンとして使われているだけで、作曲家に作詞家にお金が落ちているのだなと思ってしまう。
歩合制だとしても会社からの給与には変わりないからねー。
そんな私の癖は、曲の作曲家と作詞家をチェックすること。
そして、また悲劇を発見してしまったような。
K-POPは最近アイドル兼アーティストが増えてきてそんなに多くないけど、またC-POPの外国人委託率!
英語名が多い。
まぁそれを見れば今のC-POPがこの人達によって形成されているのかと思って、従来の中国の音楽ではないことは明らか。
さらに稼ぎの循環を考えてみたら、恐ろしかった。
稼いだ分はまず事務所が引き抜いてきた委託した作曲家と作詞家に。
そして事務所の人件費、経費に。
最後にやっと本人たちのもとに。
実際はもっと複雑だろうし、メディアへの宣伝費も想像をはるか超えるのだろうと恐ろしい世界に生きている、と思う。
だからこそ、自分ならもっと効率的に稼げて且つ音楽的能力を活かせる、と思う人は脱退していくんだろうね。
でも私は、人は自分の能力をもっと生かせる市場に生きてほしいと思う。
商社不要論があるように、仲介の役割って本当はない方が供給側も需要側も高い効用を満たせるんだと思う。
なんかまとまってないけど、
アイドルは、人の生き方、モノの流通を考えさせてくれる存在に思えてきて、
且つ機械化が進み人間力が問われる社会では大切な存在だと思っている現状。
こんなニュースが絶えなくて情けない。
アイドルをぞんざいに扱う事務所が憎い理由だ。